BMW R100RS カフェレーサーカスタム Ver.3 その9 解体作業終了
- 2021/01/02
- 17:10
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて当店は休まず作業しております!!!
1発目(厳密には年末から)はR100RSの解体から始まりました。
車両自体はバラバラにしているので、仮設の作業台を増設して挑むとします。

今回の作業とは関係ないですが、スナップオンの溶接面を導入♪

前に持っていた安物が使い物にならなかったので奮発して購入!
話はそれましたが早速エンジンの残りを解体していきます。

ダイオードボードを固定しているゴムブッシュが写真の通りボルト部分でもげてしまっています。

ココは元々持病なので社外品の金属製の物に交換する予定です。
オルタネータやダイオードボードなどの電装部品を取り外したらカムカバーを取り外します。
カムチェーンやテンショナーを取り外します。

カムチェーンとテンショナースプリングは新品に交換します。
お次はクランクシャフトを引き抜きます。
クランクカバーはSSTを使ってケースを温めてから引き抜きます。

クランク抜けました(^^)

お次はオイルパンまわりの取り外し。

全ての部品が取り外せました。

塗装に出すので外観は綺麗にする必要がないですが、油まみれの物を塗装業者にそのまま出すのは
NGなので、外も中も油を落とします。
アルカリ洗浄剤を用意して水で薄めたプールに部品を付け置きします。


途中で取り外してボルトなども錆などが見られたらダイスなどを使って綺麗にします。


クランクカバーに圧入しているブッシュはクランクを引き抜いた際に傷をつけてしまったのでプレスを使って押し出して取り外します
こちらも交換します(泣


交換する電装パーツ群。
エンジン部品などと違って寿命が分からないので今回は一式交換してしまいます!!!

キャブレターは部品があったので、分解洗浄してオーバーホールしておきました(^^)


分解した部品は小分けして一つ一つ洗浄点検して保管します。
ディスクローターもセンターの塗装が汚かったので塗装を落として再塗装する予定です。

お次はフロントフォークの分解。
アウターケースは塗装に出すので分解したままになります。
ばらしたついでに各部品のチェック。

1本は綺麗でしたがもう1本は絶妙な部分にさびやメッキ剥がれがあったので再メッキに出します。
新品に交換するのも考えましたが、ありえない金額だったので再メッキでいきます(笑

ドブ付けしたクランクケースを綺麗に洗浄!


各部をチェックしているとリコイルでねじ修正しているところを発見。

他の個所も一度分解した痕跡があったので一度オーバーホールしているのかもしれませんね。
とはいってもここまで分解したのでもう一度オーバーホールしますよ(笑
次はフューエルコックの分解。
こちらも部品を用意してパッキンなどを交換します。

トップブリッジは社外品を使いますが、アンダーステムはノーマルを再塗装して使用します。
塗装しやすいようにシャフトを抜いて単体にします。

お次はドライブシャフトの分解。
分解しないとスイングアームから引き抜けないため、万力にセットします。

分解するため必要な工具は自作で作ります。

サクッと完成!

ボルトを締めていって中のサークリップを取り外しドライブシャフトが分解できたところでスイングアームから引き抜きます。


ドライブシャフトに少しガタがあったので交換します。
こちらも高価で8万近くします(°O°)!

お次はトランスミッションの分解です。

SSTツールを使ってドライブシャフトと連結するための部品を取り外します。

カバーを取り外してご開封~。

ミッションケースも塗装に出すためベアリングもすべて取り外します。

こちらも洗浄して準備完了。

ミッション関係はベアリングの交換やシール交換になります。
部品は傷がつかないように養生して保管します。

エンジンはガンコートで塗装します。
県外の業者に出す予定なので、梱包の為仮組してコンパクトにしておきます。

残りは腰上のみです。
この最終モデルのシリンダーはメッキシリンダーなので、強度もあり摩耗は基本的にありません。
縦傷もなく、ホーニング跡もちゃんと残っていて程度良好です。

ヘッドのバルブも取り外していきます。

バルブやバルブシートのチェック。
エキゾースト側はさすがに少し荒れがありましたが、それでも程度は良好です。

バルブの擦り合わせは塗装から帰ってきてから行うことにします。
続いてバルブステムの測定。

3か所測定しましたが段付き摩耗は見られませんでしたので、バルブはそのまま再使用します。
バルブもまた超高価なので助かりますw
国産なら安いんですけどね。
ヘッドのポート部分も洗浄して塗装に出します。

バルブガイドの内径もSSTを使って測定。

ガイド上面が摩耗していて、バルブを差しても多少ガタがありました。
この車両はここが弱いですね。
元々バルブステムシールがないのも影響があるのかもしれませんね。
そしてすべての解体、洗浄作業が終了しました!
延べ3日かかりました(笑
外注に出す部品以外は倉庫に保管します。

そしてパウダーコートで塗装する部品群。

ガンコートで塗装する部品群。

後は外装などは一般塗装で別業者で塗装してもらいます。
塗装だけでもどえらい金額になりそうです(笑
あとは大きなシャフトやボルトなどはニッケルメッキで再メッキしてもらう予定です。
塗装から帰ってくるまでしばらくかかりますが、帰ってきたら再組付けを行っていきます。
それまで今しばらくお待ちくださいませM(_ _)m
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて当店は休まず作業しております!!!
1発目(厳密には年末から)はR100RSの解体から始まりました。
車両自体はバラバラにしているので、仮設の作業台を増設して挑むとします。

今回の作業とは関係ないですが、スナップオンの溶接面を導入♪

前に持っていた安物が使い物にならなかったので奮発して購入!
話はそれましたが早速エンジンの残りを解体していきます。

ダイオードボードを固定しているゴムブッシュが写真の通りボルト部分でもげてしまっています。

ココは元々持病なので社外品の金属製の物に交換する予定です。
オルタネータやダイオードボードなどの電装部品を取り外したらカムカバーを取り外します。
カムチェーンやテンショナーを取り外します。

カムチェーンとテンショナースプリングは新品に交換します。
お次はクランクシャフトを引き抜きます。
クランクカバーはSSTを使ってケースを温めてから引き抜きます。

クランク抜けました(^^)

お次はオイルパンまわりの取り外し。

全ての部品が取り外せました。

塗装に出すので外観は綺麗にする必要がないですが、油まみれの物を塗装業者にそのまま出すのは
NGなので、外も中も油を落とします。
アルカリ洗浄剤を用意して水で薄めたプールに部品を付け置きします。


途中で取り外してボルトなども錆などが見られたらダイスなどを使って綺麗にします。


クランクカバーに圧入しているブッシュはクランクを引き抜いた際に傷をつけてしまったのでプレスを使って押し出して取り外します
こちらも交換します(泣


交換する電装パーツ群。
エンジン部品などと違って寿命が分からないので今回は一式交換してしまいます!!!

キャブレターは部品があったので、分解洗浄してオーバーホールしておきました(^^)


分解した部品は小分けして一つ一つ洗浄点検して保管します。
ディスクローターもセンターの塗装が汚かったので塗装を落として再塗装する予定です。

お次はフロントフォークの分解。
アウターケースは塗装に出すので分解したままになります。
ばらしたついでに各部品のチェック。

1本は綺麗でしたがもう1本は絶妙な部分にさびやメッキ剥がれがあったので再メッキに出します。
新品に交換するのも考えましたが、ありえない金額だったので再メッキでいきます(笑

ドブ付けしたクランクケースを綺麗に洗浄!


各部をチェックしているとリコイルでねじ修正しているところを発見。

他の個所も一度分解した痕跡があったので一度オーバーホールしているのかもしれませんね。
とはいってもここまで分解したのでもう一度オーバーホールしますよ(笑
次はフューエルコックの分解。
こちらも部品を用意してパッキンなどを交換します。

トップブリッジは社外品を使いますが、アンダーステムはノーマルを再塗装して使用します。
塗装しやすいようにシャフトを抜いて単体にします。

お次はドライブシャフトの分解。
分解しないとスイングアームから引き抜けないため、万力にセットします。

分解するため必要な工具は自作で作ります。

サクッと完成!

ボルトを締めていって中のサークリップを取り外しドライブシャフトが分解できたところでスイングアームから引き抜きます。


ドライブシャフトに少しガタがあったので交換します。
こちらも高価で8万近くします(°O°)!

お次はトランスミッションの分解です。

SSTツールを使ってドライブシャフトと連結するための部品を取り外します。

カバーを取り外してご開封~。

ミッションケースも塗装に出すためベアリングもすべて取り外します。

こちらも洗浄して準備完了。

ミッション関係はベアリングの交換やシール交換になります。
部品は傷がつかないように養生して保管します。

エンジンはガンコートで塗装します。
県外の業者に出す予定なので、梱包の為仮組してコンパクトにしておきます。

残りは腰上のみです。
この最終モデルのシリンダーはメッキシリンダーなので、強度もあり摩耗は基本的にありません。
縦傷もなく、ホーニング跡もちゃんと残っていて程度良好です。

ヘッドのバルブも取り外していきます。

バルブやバルブシートのチェック。
エキゾースト側はさすがに少し荒れがありましたが、それでも程度は良好です。

バルブの擦り合わせは塗装から帰ってきてから行うことにします。
続いてバルブステムの測定。

3か所測定しましたが段付き摩耗は見られませんでしたので、バルブはそのまま再使用します。
バルブもまた超高価なので助かりますw
国産なら安いんですけどね。
ヘッドのポート部分も洗浄して塗装に出します。

バルブガイドの内径もSSTを使って測定。

ガイド上面が摩耗していて、バルブを差しても多少ガタがありました。
この車両はここが弱いですね。
元々バルブステムシールがないのも影響があるのかもしれませんね。
そしてすべての解体、洗浄作業が終了しました!
延べ3日かかりました(笑
外注に出す部品以外は倉庫に保管します。

そしてパウダーコートで塗装する部品群。

ガンコートで塗装する部品群。

後は外装などは一般塗装で別業者で塗装してもらいます。
塗装だけでもどえらい金額になりそうです(笑
あとは大きなシャフトやボルトなどはニッケルメッキで再メッキしてもらう予定です。
塗装から帰ってくるまでしばらくかかりますが、帰ってきたら再組付けを行っていきます。
それまで今しばらくお待ちくださいませM(_ _)m
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